租税法の迷宮

とある税理士による租税法・税実務の勉強ノートです。

弥生会計の試算表画面で貸借対照表と損益計算書を切り替えるショートカットほか

仕事道具として弥生会計を使いこなすことは重要です。

私はこれまでは深く考えずポチポチとマウスをクリックして操作していましたが、最近ショートカットを重視した操作を頑張って覚えて使えるようになってきて、かなり能率が上がりました。

ショートカットの操作が自分のものになると単にその分作業が速いということではなく、「え~っと、次は画面を切り替えるにはここをクリックして、と…」と、ボタンをマウスでピンポイントのクリックをする脳みその負荷が減って使える頭の容量が増える感じがします。その結果、経理処理のチェックなどの業務がより的確になります。

そんな中、試算表を表示して元帳を出して…とチェックをするのがいいのですが、貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)を切り替えるショートカットだけ調べてもわからなかったので模索してみました。

 

弥生会計を立ち上げてから即年間の試算表を表示するショートカット

 

[Alt]+[R]→[S]→[G]→[P]

 

前段としてまず、ソフトを立ち上げた状態から年間の試算表を表示するショートカットがこれです。我々の仕事としては試算表が全ての基本ですので、これはおさえておく必要があります。[Alt]キーを押しっぱなしにしてR→S→G→Pと押せば即試算表(BS)が表示されてくれます。

 

貸借対照表のタブと損益計算書のタブを切り替えるショートカット

 

[Ctrl]+[PageUp]or[PageDown]

 

そして、これでBSとPLを切り替えられます。当初は一番左(BS)のタブになっているので、[Ctrl]を推しながら方向キーの[PageDown]を押すとひとつ右のPLへ、[PageUp]を押すと戻ります。

検索すると[Fn]キーを使ったショートカットはあったのですが私の使っているパソコンには[Fn]キーがなかったので。使わずとも移動できるのですね。

 

BSからPLに移動して[Ctrl]+[End]を押せば一番下まで移動できるので、ショートカットだけを使って一瞬で現在の当期純利益を見ることができます。

 

その他試算表のチェックに便利なショートカット

 

科目を移動[↑]or[↓]

これは言うまでもありませんが、矢印キーで科目を移動できます。

 

その科目の総勘定元帳を開く[Enter]

これも言うまでもないかもしれませんが、エンターで元帳が開けます。

 

総勘定元帳から試算表に戻る[Alt]+[←]

正確にはこれは弥生会計の中で「前の画面に戻る」一般のショートカットのようですが、いずれにせよエンターと[Alt]+[←]で試算表と元帳をいったりきたりできます。

 

勘定科目と補助科目を移動する[F6]

これは地味に便利なショートカットで、試算表の画面で勘定科目と補助科目を移動できます。

 

元帳で選択している仕訳の自分方科目を修正する[F8]

弥生会計で元帳を追っているとき、特に仕訳の編集画面が表示されるわけでは自分方の科目の編集が地味に面倒です(例えば会議費の元帳を見ていて交際費とすべき仕訳を見つけた場合、相手方の勘定である「現金」は元帳の画面で編集できるのですが自分方の科目はいじれません)。

ズームという機能のようですが、目的の行をダブルクリックすると仕訳を編集できる画面に飛べます。しかしここまでショートカットで操作しておいていざ仕訳を修正するときにマウスを操作するというのでは能率がガタ落ちですから、F8でのズームが便利です。